プロフィール

つな着がトレードマークのDJ COTTYの紹介ページです。

写真との出会い(1)

写真に目覚めたのは高校時代です。たまたま私の友人が写真部の部長をしていました。部員数が少ないために廃部の危機に直面していました。部員が彼ひとりだったのです。


私は軽音楽部に所属していましたが毎日活動しているわけではありませんでしたので最初は「幽霊部員」ということで写真部に入部しました。勿論カメラは持っていません。
暇な私は部長の彼に誘われるまま暗室で現像をする毎日でした。結構それが面白かったのです。


ただ本当に目覚めるきっかけになったのは、当時の写真部が同じ市内の女子校の写真部と合同撮影会をしたり、お互いの文化祭に出向いたりと親交が深かったことにあります。それこそカメラがいるやん!と友人から彼の父親所有の高額な一眼レフカメラを借用していました。勿論彼の父親には内緒での持ち出しです。

写真との出会い(2)

大学時代にキャノンの一眼レフカメラとレンズを買いました。その頃、自分自身を見失いかけていました。そんな時にふと自分を見つめ直そうと中国に2ヶ月ほど自分探しの旅行に行くことにしたのです。

その時に一眼レフカメラを買いました。そして街中では見かけないと言われていた犬(ひどい話、中国の人は犬を見つけると食べてしまうと噂になっていました)を見つけて撮影してやろうと思ったのです。当時の中国は外国人が入れない「未解放都市」も多く存在し、今と違って撮影禁止の場所が多く存在していました。
街角の面白いものを撮影する、犬や猫を撮影するというのはその頃から始まったのです。

また京都の同志社大学に在籍していましたので当時から京都の街並みを撮影していました。学生時代の3年間は嵐山の天龍寺でアルバイトをしていましたので嵐山界隈は私の撮影の練習場でもありました。住んでいた学生寮にも写真愛好家が数人いましたので、写真論議に花を咲かせていました。

写真との出会い(3)

中国での自分探しの旅はそれ以降の私に方向性を与えてくれました。日本人の私に求められていることは世界の貧しい国の人々が生活を豊かにするためには日本製品が必要で、それを届けることが私の使命だと悟ったのです。

そして私は商社マンなりました。実際に韓国や中国、東南アジアの人々が今豊かな生活基盤も持つことができるに至ったのにはちょっとは貢献できたのではないかと自負しています。それと関係はないのですが、私の妻の誕生日に妻が欲しいものではなく私が欲しいものをプレゼントしました。妻は欲しいものがないというのでしょうがなかったのです。ミノルタの一眼レフカメラをプレゼントしました。結構気に入ってくれて一緒に撮影に出かける日が増えました。

妻には天性というか私にはない豊かな感性がありました。写真作品はテクニックでは太刀打ちできないものがあると感じました。

写真との出会い(4)

とうとう60歳になりました。定年です。それまで勤めていた会社を辞めました。悠々自邸な生活は待っていません。まだまだ一生懸命に働かないといけません。でもこのまま老いるわけにはいきません。そして何よりもこれからの長い老後の人生を共に楽しめる仲間が少ないことに今気づきました。

私に足りないものは何か?私が他の人の「これからの人生」にお役に立てれるものはないかと上目線で申し訳ないのですが考える中で今回の「京都散策、犬・猫撮影会」を思いついたのです。

本当に皆様のお役に立つことができれば幸いです。またここで預かった参加費を有効に活用できればと思っています。

写真との出会い(5)

今娘が京都の大学を目指して頑張っています。もし京都の大学に入って、娘が希望する動物学の勉強ができるとすれば、私のこの活動を手伝ってくれるのではないかと少なからず期待しています。